ホカホカ漢方

東薬局中医学では、冬は『閉蔵』の季節といって、万物が静かに、消極的に過ごし、やがて来る春のために貯蔵する時期である(黄帝内経~素問~四気調神大論より)としています。

天の陽気は遠ざかり、生機(せいき)が閉じこもる期です。

また、五臓では腎(じん)の季節です。そして腎(じん)は寒を嫌います。

 

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夜は早く寝て、朝はゆっくり起きる、やはり日の出日没のリズムに合った生活を送ると良い季節です。

 

また、活動的な生活、例えば汗をかくほど気を発散しすぎたり、お酒を飲みすぎて腎を傷つけたり、体を冷やして体内の陽気をもらしたりすると、春になって足がしびれ、腰が曲がる、といった不調に悩まされやすくなります。

 

冬は気持ちを静かに落ち着かせ、次の季節まで英気を養う心構えでいることが、冬の漢方養生訓です。

 

 

d13.gif  体を温める漢方薬

冬の冷えた体を温める方法として、部屋を暖める、衣服で暖める、食べ物や漢方薬、お風呂などで温める、エアコンのない時代から人々はいろいろと工夫を重ねてきました。

 

さて、体を内側からホッカホカにする生薬として、ポピュラーなものに乾姜(かんきょう)附子(ぶし)桂枝(けいし)呉茱萸(ごしゅゆ)蜀椒(しょくしょう)などがあります。

 

代表的な温剤(生薬)
生薬名 味・性 帰経 備考
乾姜
(かんきょう)
大辛・大熱 心・肺・胃・腎 ショウガの根茎を湯通し皮を除き煮沸乾燥
附子
(ぶし)
大辛・大熱 心・脾・腎 カラトリカブトの塊根
桂枝
(けいし)
辛甘・温 心・肺・膀胱 桂樹の枝や幹の皮
呉茱萸
(ごしゅゆ)
辛苦・大熱 肝・胃・脾・腎 ゴシュユの未熟果
蜀椒
(しょくしょう)
辛・大熱 脾・胃・肺・腎 和名:山椒(さんしょう)、ハジカミ

 

上表の生薬は「温性」や「熱性」をもつ、温薬としてポピュラーなものですが、実は万人の体を温める薬になる、というわけでもありません。上表の生薬が適するケースは、寒証や虚証の方のみです。

風邪薬でも同じです。
熱感があり、汗をかいている人が葛根湯(かっこんとう)を服用すると、良くならないばかりか、汗をかきすぎてかえって体調が悪化する場合もあります。

また、胃腸の弱い方や、心疾患を持っている方は特に注意が必要です。
やはり、その方の体質やその時の症状を正確に見極めて、漢方薬を活用することが大切です。

 

一例ですが、特に女性の方に多い冷えタイプの方で、日ごろから「お肌や髪の毛が乾燥する」「貧血がある」「冷え性」「顔色が白い」「便秘」「爪や足裏の皮膚がひび割れやすい」「眠りが浅い」「多夢」といった方にオススメなのが、一日二回の婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)ティータイムです。

 

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    ポイント  カモミールティーバッグ・・・1つ

    ポイント  すりおろしたショウガ・・・小さじ1/2

    ポイント  婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)・・・4ml

 

 

少し大きめのティーカップ(またはマグカップ)に、市販のカモミールティーのティーバッグを入れてお湯を適量注ぎ、すりおろしたショウガと婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)を加えて、軽く混ぜて飲みます。

老化防止や口臭予防、アレルギー緩和にも定評のあるカモミールは、体を温める作用もあり、また、風邪予防にもなるショウガは体を内側からポッカポカに温めてくれます。

シロップ状の漢方薬、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)は成分の約70%をしめる当帰(とうき)を主成分とした、9種の生薬で構成された女性の諸症状を改善する薬です。

血液を補う生薬は栄養価が高く、人によっては胃もたれを感じる事があるのでこれを予防し、薬の吸収を良くする為の健胃生薬も配合されていて、この冬オススメの漢方薬です。

 

同じ冷えを感じる場合でも、体質や症状によってオススメの漢方薬は異なります。
お気軽に東薬局へご相談にいらしてください。

 

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