せき止めにあんずきんとん

 

あんずは帰経:心肺、肺を潤しせきを止める作用があり、さつまいもは気力を増し消化器に働きかけます。また杏仁・川貝母は咳をとめ痰を取り去る作用があり、百合は肺に潤いを与え咳をとめ、精神安定の作用もあります。

それではあんずと生薬を使ったあんずきんとんをご紹介致します。

あんずきんとん
【材料】
    干しあんず    ・・・75g
       (水1カップに浸しておく)
    さつまいも    ・・・250g
       (皮をむいて1cm厚さの輪切りにした後、20分水につけておく)
    生薬
    杏仁    ・・・10g
    川貝母    ・・・12g
    百合    ・・・20g
    砂糖・塩    ・・・適量

 

【作り方】
1.  川貝母と百合をひたひたのお湯につけておき、杏仁は和紙の袋に入れて、それらを鍋に入れて水を適量加えて柔らかく煮る。柔らかくなったら杏仁だけを取り出しておく。

2.  別の鍋に水気を切ったさつまいもを入れ、さつまいもが浸るまで水を加え火にかける、沸騰したら中火にし2分ほど煮る。

3.  干しあんずを戻し汁ごとに加え、強火にし、沸騰したら火を弱め、10分ほど煮る。

4.  川貝母・百合・杏仁をフードプロセッサーにかけてペースト状にする。

5.  を再び鍋にうつし、砂糖・塩を加えて混ぜながら、水分をとばすように木べらで練れば出来上がり。

 

★食効・薬効★

 あんず
性質は温・味は甘酸・帰経(心肺)、
肺を潤し、咳をとめ、痰をきり、水液を生じ、口渇を止める。心病に役立つ。

 さつまいも
性質は平・味は甘・帰経(脾腎)、
気力を増し、消化器を健やかにし、腎を補い、便通を促す。美肌やコレステロールの降下、悪性新生物(ガン)の抑制に役立つ。

 杏仁
性質は温・味は苦・帰経(肺・大腸)、
肺を潤し、咳をとめ、痰をきる。有効成分にアミグダリン(ビタミンB17)と精油(杏仁オイル)があり、上逆した気を降ろす作用がある。咳や喘息に功を奏する。また悪性新生物(ガン)抑制、潤腸通便の作用がある。

 川貝母
性質は微寒・味は苦甘・帰経(心肺)、
痰熱をとり、潤肺止咳、頚部リンパ筋腫、痰核(皮下結節)のしこりをとる目的で使用される。

 百合
性質は微寒・味は苦・帰経(心肺)、
潤肺止咳、精神安定作用がある。

 

 

生薬は漢方薬の原料、つまり医薬品と同じです。
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